PMS（月経前症候群）とは、生理前3～10日前位に始まる心やからだの不調のことです。

・イライラする
・気分が落ち込む（不安感がある）
・ボーっとする、集中できない
等の精神的な症状の他にも、

・頭痛
・腹痛、腰痛
・身体がだるい
等の身体的な不調が出る事もあります。

【PMS（月経前症候群）の症状を緩和するセルフケア】
普段よりもリラックスすることとしっかりと休息をとることが大切です。
PMSの症状は精神的な影響を強く受け、ストレスがあると症状が強くなるので、自身がリラックスできるようなことを意識的に取り入れましょう。
アロマの香りで癒されたり、ゆっくりと半身浴をするなどもおススメです。
また、睡眠を十分にとることも大事です。

月経困難症とは、月経期間中に月経に伴い起こる病的な状態を言います。
主な症状としては、下腹部痛（月経痛）・腰痛・吐き気・頭痛・疲労、脱力感・食欲不振 等があります。

月経困難症の中には直接的な原因となる病気が潜んでいる場合（器質性月経困難症）と、ストレス等が原因となり強い子宮収縮が引き起こす場合（機能性月経困難症）に分けられます。
月経困難症はその原因によって治療方法が異なります。
月経痛等によって日常生活に何らかの支障をきたしている場合は、「月経困難症」の可能性があるので、無理をせずにまずは婦人科に相談しましょう。

不育症とは、“妊娠はするが流産や死産を繰り返して生児が得られない（出産できない）状態”と定義されている病気です。
一般的には、原因にかかわらず流産を2回以上繰り返すと不育症であるといわれています。
不育症は流産・死産による精神的な負担と分娩や手術等による身体的な負担が非常に大きく、特にグリーフケアで精神的なケアをすることが大切です。
しかし、日本国内で妊婦の20人に1人が不育症患者であるという実態がありながらも、不妊症と比べると認知が低い病気です。

実は知らなかっただけで、もしかしたら職場内にPMS（月経前症候群）、月経困難症、不育症 等、女性特有の病気や不調について悩んでいる女性がいるかもしれません。
本人が病気や症状について打ち明けてくれたとしても、その病気についての知識がないとどのようにフォローをしていいかわからず、始めは戸惑ってしまう可能性が高いかと思います。

社会全体で上記のような女性特有の病気についての認知を上げることで、“会社側はフォローができる体制を整える”“女性側は自身の状況について相談しやすくなる”ことを将来的にスタンダードにできるかもしれません。
自分は直接病気とは関係なくとも、自身の回りで体調不良や病気に悩む人がいるかもしれないことを少しだけでも意識できると、より働きやすい職場作りができるかもしれませんね。

企業の求人案内や、日本で働きたい外国人専門の求人サービスなど「労働」を支援する株式会社グッドマンサービスは、全国の25社の賛同を受け、「不育症」の理解促進と「不育症」に悩む人々の支援を目的とした不育症啓発プロジェクト「#不育症を知ってください」を2023年11月2日(木)より開始いたしました。

■不育症啓発プロジェクト特別サイトURL：https://know-rpl.com/
今回のプロジェクト始動に合わせて公開された不育症に悩む妊婦の姿を捉えた動画「Most anticipated birthday -待ち望まれた誕生日-」は、不育症の原因の１つである抗リン脂質抗体陽性の女性が、お腹の中にいる赤ちゃんのために約400本のヘパリン注射を打つ様子を描いています。妊娠の喜びよりも不安や心配と向き合う心境を、1日1日リアルにスマートフォンで撮影した映像で表現しています。

この動画は、動画再生1回につき１円が「日本不育症学会」へ寄付され、不育症に悩む妊婦の支援に活用されます。

■動画概要
・タイトル ：不育症に悩む妊婦の姿を捉えた動画「Most anticipated birthday -待ち望まれた誕生日-」
・公開日　 ：2023年11月2日(木)　11：00
・動画URL ：https://www.youtube.com/watch?v=ak80SVQnfEA